お米アドバイザー

「お米アドバイザー」とは

毎年「米の食味ランキング」を公表している公正な第三者検定機関の「一般財団法人日本穀物検定協会」に認定された人だけに与えられる、お米のスペシャリストの証です。

「米の食味ランキング」は

炊飯した白飯を実際に試食して評価する食味官能試験に基づき、昭和46年産米から毎年全国規模の産地品種について実施されています。試験方法は、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較して、

 ・基準米よりも特に良好なものを「特A」
 ・良好なものを「A」
 ・おおむね同等のものを「A'」
 ・やや劣るものを「B」
 ・劣るものを「B'」
として評価を行い、この結果を毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しています。

お米マイスター

「お米マイスター」とは

お米マイスターは、日本米穀小売商業組合連合会が主宰する、お米に関する専門職経験がある人のみに受験資格がある、いわば、お米の博士号とも言える資格です。

お米マイスターが目指すもの

ごはんを中心とした食生活は、バランスの良い健康的な食事として世界中から注目されています。 日本古来の優れた食文化、お米文化を見つめ直し、ごはん食を中心とした健康的な食生活と、ごはんの美味しさ、素晴らしさを多くの食卓にお届けし、未来へと受け継いでゆきたいと考えています。

お米マイスターの追及

 ● 全国の田んぼから美味しいお米を探すこと      ● お米の品質を見極めること
 ● お米の特長を活かした精米技法やブレンド技術のこと ● 鮮度を保つ保管方法のこと
 ● 美味しい“ごはん”の炊き方のこと
 その知識を商品づくりに活かし、お客さまにお伝えすることに、努めています。

米・食味鑑定士

お米のソムリエ「米・食味鑑定士」とは

「米・食味鑑定士協会」に認定された人にだけ与えられる、お米のソムリエとも呼ばれる資格です。
「全国 米・食味分析鑑定コンクール」において審査員になることができます。


米・食味鑑定士の活動
  • ①食味・品質・栽培法を鑑定し、正しい表示で、消費者を裏切らないお米を市場に提供する。
  • ②生産者に対して、食味と安全性が高く、環境に出来るだけ負荷をかけない栽培方法を確立することを求め、消費者のニーズにあった米作りを行い、商品性をさらに向上させる。
  • ③お米の価値を鑑定することにより、米の価格を適正なものとすると共に、自己責任を明確にすることで、消費者が安心してお米を選べるものとする。
  • ④日々、お米や産地に関心を持ち、食味審査や産地訪問などにより、お米に対する知識を深め、またその知識を公開し、開示することにより、お米の信頼性を高め、消費の拡大を目指す。